\ 佐渡芸能アーカイブPresents /
佐渡芸能をじっくり見に行く
旅モデルをご紹介
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佐渡芸能をじっくり見に行く
旅モデルをご紹介
10月19日20日の1泊2日で、400年続く相川まつりをじっくり楽しみ、その背景の佐渡金銀山エリアの歴史を紐解きながら、佐渡を深く味わうことができるプランです。祭りの合間に、佐渡金山に関わる場所を巡ってみましょう。
この旅のプランのポイント
※準市民制度、さどまる倶楽部(入会金・年会費無料)を利用すると、 きらりうむや佐渡奉行所の入館料が無料になります。
START!
10月19日(土)
10:40
相川地区の市街地から少し北へ進むと海岸沿いに戸地集落があります。この日は、熊野神社の例祭で、武術を取り入れた芸能「白刃」が行われます。この芸能は、集落の人達に伝統の武術を長く忘れることのないようにと武技の形に鬼太鼓の舞姿を取り入れ祭りに披露しているものです。足や体の運び、半身の構え、体のこなし方など芸能といえども気合が入った一対一の真剣勝負をみせてくれます。門付けで訪れる家によって、刀や長刀、鎖鎌など使う武器も変わってくるので、何軒かついてまわって見るのがオススメです。この他、豆まきの翁が五穀豊穣を祈り力強い太鼓に合わせて踊る御太鼓や獅子舞がみられます。
13:00
世界文化遺産登録を目指す「佐渡金銀山」の価値や魅力を伝えるガイダンス施設「きらりうむ佐渡」が2019年4月20日にオープンしました。「佐渡金銀山」の概要などを、再現映像や模型、プロジェクションマッピングを用いてわかりやすく紹介しています。また、ガイドアプリを活用した街歩きのための情報提供などを行っています。
14:00
14時すぎに神社から神輿が出て町内を練り歩きます。その神輿の出発を祝うかのように鬼太鼓や下がり羽、獅子舞が結集し、それぞれの芸を披露します。
見どころは、鬼太鼓の豆まき翁が舞終わると武者がジャンプして長刀や棒で鳥居に張られたしめ縄を勢い良く切るシーン。しめ縄が切られると下がり羽(横笛)・獅子・太鼓組・棒組(神輿)が次々に神社を出て全町を渡御します。
法螺貝が鳴り響く中、神輿のかつぎ手の息を合わせる「チョウサヤ」の掛け声が町内に響き壮厳華麗な光景をつくりだします。鬼太鼓は、元は佐渡鉱山の金掘り大工が鉱石を穿る所作に似せて太鼓を打ったといわれています。
由緒ある祭りの神輿を担ぐのは白装束に身を包んだ地元の男たち。
翁面の豆蒔きが持っているのは桝と柿。金をカキあつめる。という意味がある。
豆まきの翁の舞が終わると武者が鳥居のしめ縄を勢い良く切る。
15:00
江戸時代から平成まで78トンの金と2330トンの銀を算出した佐渡金山。予約なしでも見学できる江戸時代の手掘り坑道の散策コースと、近代的な明治官営コースが楽しめます。
両方ともゴール付近の展示室で採掘から小判ができるまでをジオラマで細かく再現した模型を見たり、時価6000万円相当の金塊を箱から取り出すゲームにチャレンジすることができます。
豊かな金銀鉱脈の発見を願った芸能「やわらぎ」は、ロボット人形が再現します。
芸能「やわらぎ」についてはこちら >
16:00
かつて東洋一とうたわれた金銀の抽出施設の跡地、北沢浮遊選鉱場跡は、まるでラピュタのようだとネットや口コミで話題になり、訪れる人が後を絶ちません。
夜は2020年1月13日まで(19時~22時)ライトアップが行われ、季節ごとの彩りを見せています。また、鉱石の積み出し港であった大間港は土木遺産にも指定され、現在では夕陽の美しいスポットとしてカメラマンにも人気です。
20:00
午後2時過ぎに善知鳥神社を出発して町内をまわった神輿は、午後8時過ぎに御旅所を出て神社へと戻る神輿帰還が始まります。見物者には、紅白提灯が無料で配られ、神輿とともに神社へと向かいます。
夜の町に浮かび上がる各町内会による高張提と見物者の紅白提灯のあかりに加え、下がり羽会の祭囃子が作り出す幽玄な光景、最後の力を振り絞り、「ちょーさや」と声を上げる棒組の勇姿は一見の価値ありです。
御旅所を出て神社へと戻る神輿帰還
見物者には、紅白提灯が配られ、神輿とともに神社へ
10月20日(日)
10:00
江戸幕府の財政を支えた佐渡相川は、天領として幕府直轄でした。そのために置かれたのが佐渡奉行所です。現在は、復原された奉行所内で、スタッフによるガイドが行われています。また、隣接する勝場(せりば)では、金銀の精製過程の一部を体験できます。奉行所のすぐ近くには、赤レンガ塀と江戸時代より時を知らせた時鐘楼、江戸時代の面影を残す町並み(京町通り)を散策できます。
12:00
街歩きといえばカフェは外せません。相川京町通りには、金山の面影を残す鉱山住宅や古民家を活用したカフェや雑貨店があります。そこだけ、ゆっくりとした時間が流れていくような気がします。
13:30
北沢浮遊選鉱場の隣にある北沢窯では、無名異焼きの製造販売を行っています。その向かいにある相川技能伝承館では、金山採掘の際に出た赤い土で作る無名異焼の体験も可能です。
旅の思い出にいかがでしょうか。
14:50
お土産は両津港でも買えます。
天領通りの飲食店
相川まつりでクライマックスを迎える天領通り(商店街)には個性的な飲食店が集まっています。夕食は宿泊先のホテルでゆっくり食べてもよいですし、天領通りや京町通りの飲食店を利用して地域の人との会話を楽しみながら過ごすのもよさそうです。
他にもある!相川地区のまつり