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両津港から車で約35駐車場なし
畑野地区の三宮と畉田集落にある三宮神社と熊野神社の例祭には、一組の鬼太鼓が2つの集落内を門付けしてまわります。鬼太鼓は、昭和の戦後以降、人手不足などで長く途絶えていた時期がありましたが、平成に入って復活しました。かつては、流鏑馬や下がり羽などもあったそうですが、現在は行われていません。鬼太鼓は、雄・雌の鬼が交互に舞う潟上型で、能の舞を取り入れた、ゆっくりとした動きが特徴で、途中に長く腰を落としたままの姿勢があります。また、その場を浄めるため四隅をとる舞もあります。太鼓のリズムは「どどんこどん」が中心で、こまばちを入れて強弱をつけながら叩くのが特徴です。
獅子は、かつては鬼の舞にからんでいましたが、現在は人手不足のため登場しません。
神社では、省略無しの本舞が奉納されます。(熊野神社が昼頃、三宮神社が夕方)
一ノ宮まつりの大獅子
10人ほどの男衆が入って各家を門付けしてまわる羽茂飯岡集落の大獅子。獅子は雌獅子だがやんちゃで、途中、家と家の間を移動する際、道路を使わず田んぼの中や川の中を渡る。大きく体をくねらせながら邪気を払う。
四日町まつりの鬼太鼓
紺色の髪の雄と赤色の髪の雌の鬼が中心となって舞い、豆まき翁が気分が乗った時に絡む。豆まき翁は、黒の尉面で烏帽子を冠り、男根を模した木製の棒を持って自由に舞う。
大野まつりの鬼太鼓
新穂・大野集落にある日吉神社の例祭に奉納される鬼太鼓は、潟上型で2匹の獅子とのからみに見応え。雌の白鬼は、大地を蹴り、激しく飛び跳ねながら舞い、雄の黒鬼は、地を這うように舞う。