住所
新潟県佐渡市相川京町通り地図情報をLINEに送る
バス
本線、七浦海岸線 「佐渡版画村」下車 徒歩1分本線:時刻表
七浦海岸線:時刻表
宵乃舞は、江戸時代、佐渡金銀山と佐渡奉行所を結んだメインストリート京町通りを中心に開催される相川音頭流しのイベントで毎年6月の上旬の週末2日間に渡って行われます。
相川音頭は、七七調四句で、江戸時代から相川で盆踊りの唄として受け継がれてきました。
当時の様子を記した『相川音頭絵馬』(左図:佐渡市民俗文化財:相川郷土博物館蔵)からは仮装した人々が輪になって相川音頭を踊る様子がうかがえます。
相川音頭の歌詞は、心中物や謡曲百番くずし、当時の時事ネタなど様々でしたが江戸時代、心中がご法度だったことから相川奉行の前では、勇ましい源平軍団物が唄われるようになったと考えられ、御前踊ともいわれるようになりました。
日が沈み、およそ900mの通りの家の前のぼんぼりに火がともされると、辺りは幻想的な光に包まれ、島内外から参加した民謡愛好者が浴衣に編み笠姿で、生の演奏と哀愁をおびた歌にあわせ踊り流します。
それぞれの団体が個性的な持ち味を発揮し、しなやかだったり、勇ましかったりと魅力的な舞を見せるのです。
京町通りで踊り流した各グループは、佐渡奉行所内に移動。多くの観客の前で江戸時代の御前踊が再現されます。
京町通りで踊り流した各グループは、佐渡奉行所内に移動。多くの観客の前で江戸時代の御前踊が再現されます。
沢崎まつりの大獅子
大獅子が、無病息災を願って集落の家の人の頭を噛んだり、漁港で岸壁から海に落ちて引き上げられたりする。ほかに、尉面で手に茄子を持っているマメ、鬼面で金棒を持ったゴツがいる。
赤玉まつりの花笠踊り
日本3大銘石にも数えられる「赤玉石」の産地「赤玉」集落の例祭。大獅子や鬼舞のほか、あでやかな衣装に花笠をかぶった子供たちが稲作の様子を演じる「花笠踊り」で五穀豊穣を祈る。京都から伝わった説あり。
大膳神社の奉納能
大膳神社の能舞台は、佐渡に現存する35の能舞台の中で最も古く、茅葺き、寄棟造。佐渡で能に携わる人たちの多くはプロではなく、それぞれ仕事をしながら能の研鑽に努めている。演能のシテ方は、今は全て宝生流。