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両津港から車で約35駐車場なし
畑野地区の三宮と畉田集落にある三宮神社と熊野神社の例祭には、一組の鬼太鼓が2つの集落内を門付けしてまわります。鬼太鼓は、昭和の戦後以降、人手不足などで長く途絶えていた時期がありましたが、平成に入って復活しました。かつては、流鏑馬や下がり羽などもあったそうですが、現在は行われていません。鬼太鼓は、雄・雌の鬼が交互に舞う潟上型で、能の舞を取り入れた、ゆっくりとした動きが特徴で、途中に長く腰を落としたままの姿勢があります。また、その場を浄めるため四隅をとる舞もあります。太鼓のリズムは「どどんこどん」が中心で、こまばちを入れて強弱をつけながら叩くのが特徴です。
獅子は、かつては鬼の舞にからんでいましたが、現在は人手不足のため登場しません
長木まつりの鬼太鼓
長木集落の鬼太鼓は、阿吽一対の鬼が交互に舞う「潟上型」で、舞に直接獅子はからまない。平成16年からは子供鬼太鼓も結成され後継者育成に努めている。
杉野浦まつりの小獅子舞
三匹獅子踊りに、ささら踊りと太刀の舞が加わるのが大きな特徴。先獅子が雄で頭に刀、中獅子が子供で頭に飾りがなく、後獅子が雌で頭に角の飾りを付けている。太刀の舞は、三匹の獅子を順に切るように舞う。
赤玉まつりの花笠踊り
日本3大銘石にも数えられる「赤玉石」の産地「赤玉」集落の例祭。大獅子や鬼舞のほか、あでやかな衣装に花笠をかぶった子供たちが稲作の様子を演じる「花笠踊り」で五穀豊穣を祈る。京都から伝わった説あり。