住所
〒952-2223 新潟県佐渡市後尾1243地図情報をLINEに送る
バス
海府線 「後尾」下車海府線:時刻表
佐渡市後尾集落の石動(いするぎ)神社の例祭。芸能は鬼太鼓と獅子で、宵宮となる4月14日の18時から神社で、祭り当日の15日は8時ころ神社で奉納したあと夕方17時ころまで集落内を門付けしてまわります。
この集落の鬼太鼓は、両津地区の椿集落から習ったとされることから赤鬼の舞を赤ツバキ、青鬼の舞を青ツバキと呼んでいます。
またこの他に、茶色の鬼面の新米鬼をなめぜ、天狗面の舞手を天狗と呼んでいます。佐渡の鬼太鼓としては、ここだけ、天狗の面をつけた鬼が登場して舞います。
天狗の舞は、鬼の舞を変化させて舞っても良いとされていて、時には、他の鬼の舞の最中に乱入したり、太鼓を叩いたりもします。
太鼓の飾りの竹笹には、お花(ご祝儀)を披露する紙が下げられます。
この集落の鬼太鼓は、戦後の集団就職時代に多くの若者が島外に出てしまったため、一度途絶えたものの祭りを懐かしむ声がでたため昭和50年頃に復活しました。
以前は、祭りに参加できるのは、大人の男性のみでしたが近年は子供が鬼を舞ったり、女性がが裏太鼓を打つようになってきました。
一般的な鬼に加え、天狗の面をつけた舞方も時々登場し盛り上げる。
河原田まつりの鬼太鼓
神輿が天狗、稚児、下がり羽の先導で集落をまわり、道中数か所で、稚児による鬼の舞が披露される。夜にかけて、大万燈の引き回しがあるが、近年、青森のねぶたを参考に迫力ある大万燈を製作するようになった。
北川内まつりの小獅子舞
例祭の宵宮だけに奉納される小獅子舞。境内に特設された土俵で、白装束に鳥の羽根や色紙の房で飾られた鹿の頭をかぶり、腰に太鼓をつけた三匹獅子が静かに舞う。途中、つぶろという仮面男がからかいに入り舞う。
舟下まつりの鬼太鼓
舟下の鬼太鼓は、能の要素を取り入れた舞が特徴の潟上集落の鬼太鼓に、独自の洗練された舞を加えている。鬼太鼓の名を全国的にした。口を閉じた吽の黒鬼、口を開けた阿の白鬼の阿吽一対の鬼に対し2匹の獅子が絡む。