住所
〒952-0027新潟県佐渡市長江地図情報をLINEに送る
バス
本線 「長江」下車 徒歩15分本線:時刻表
車
両津港から車で約15分駐車場なし
長江集落には、三峰神社と熱串彦神社があり、かつては4月13日と7月20日に祭りが行われて鬼太鼓が門付けして回っていましたが、現在は三峰神社で7月のみ行われます。舞いは能の要素を取り入れた潟上型。狭い場所でも舞えるよう足を丁字型に広げ腰を落としてじっくりと太鼓に向かう姿が特徴。
鬼は髪が白く角が無いのがメス、髪が黒で角があるのがオスという佐渡では珍しいスタイルで、祭りでは新しい面と古い面の2組が使われます。門付けは、昭和40年代に人手不足などから一時中断しましたが、50年代に復活しています。鬼太鼓は午前8時ころから午後10時すぎまで集落のおよそ90軒を門付けします。午後3時頃には、神社で舞の奉納があり、4人の鬼が正調の舞を披露します。
省略無しの本式(4番まである)の鬼舞が見たい場合は、午後3時頃に集落の山手にある三峰神社の祠の前で奉納されます。
石田まつりの鬼太鼓
能の所作を鬼の舞に取り入れた、阿吽一対の鬼が交互に舞う「潟上型」鬼太鼓。鬼は赤鬼と青鬼。手に持ったバチを細かく動かすところが特徴。獅子は舞にはからまない。
浜河内まつりの鬼太鼓
二人の鬼が向かい合って舞う前浜型鬼太鼓。門付けでは、各家でお花(ご祝儀)がいくつも出され、その数だけリクエストに応じて、多様な鬼の組み合わせで舞う。大獅子に頭をかんでもらうと一年健康に過ごせるという。
舟下まつりの鬼太鼓
舟下の鬼太鼓は、能の要素を取り入れた舞が特徴の潟上集落の鬼太鼓に、独自の洗練された舞を加えている。鬼太鼓の名を全国的にした。口を閉じた吽の黒鬼、口を開けた阿の白鬼の阿吽一対の鬼に対し2匹の獅子が絡む。