住所
〒952-1311 新潟県佐渡市八幡2000地図情報をLINEに送る
バス
南線 「八幡」下車南線:時刻表
佐和田地区の八幡集落にある八幡宮の例祭では、八幡青年会による豆まき型鬼太鼓が奉納されたあと、集落内を一日かけて門付けしてまわります。
豆まきと呼ばれる鬼太鼓は、長刀を持った青鬼、棒を持った赤鬼、升とナスを持った黒面の豆まき翁(黒式尉)、白面の豆まき翁(白色尉)、太鼓で構成されています。
佐渡の豆まき型鬼太鼓で、白面の翁が登場するのは、この集落だけです。
翁が、立っている赤鬼、青鬼のそばに行って何度もからかうように舞うと、いらついた鬼が最後に退散、それを追い払うかのように2匹の獅子が出てきて頭を鳴らしながら舞うというもの。
(ここでは鬼は悪者)翁の八の字に足踏みするような舞は、麦踏みを模したもので豊作を祈願するものとか。
神社での奉納舞では、正調(ロング)と呼ばれる正式な舞が、門付けではショートと呼ばれる短縮した舞となります。舞の最後に爆竹を鳴らすのもここだけ。
本祭り前日の夜の宵宮では、境内の土俵で夜相撲が行われ、地元の小学生の取り組みがみられます。
この他、祭り当日の神事式では、佐渡神楽や稚児舞(豊栄の舞)が奉納されます。戦前までは、流鏑馬も行われていましたが現在は、そのなごりと子供の射手が射手姿で参列したあと、神輿の先導で御旅所まで参拝します。
白と黒の面をつけた豆まき翁が交互に舞う鬼太鼓が、集落内を賑やかに門付けしてまわります。
加茂歌代まつりの鬼太鼓
上組、中組、下組の3組の鬼太鼓が賑やかに門付けしてまわる。鬼太鼓の舞いは、両津夷集落から習ってきたものとされ、動きが大きい。朝6時に神社でそろって舞を奉納したあと、夕方まで門付けを続ける。
石田まつりの鬼太鼓
能の所作を鬼の舞に取り入れた、阿吽一対の鬼が交互に舞う「潟上型」鬼太鼓。鬼は赤鬼と青鬼。手に持ったバチを細かく動かすところが特徴。獅子は舞にはからまない。
河原田まつりの鬼太鼓
神輿が天狗、稚児、下がり羽の先導で集落をまわり、道中数か所で、稚児による鬼の舞が披露される。夜にかけて、大万燈の引き回しがあるが、近年、青森のねぶたを参考に迫力ある大万燈を製作するようになった。