住所
〒952-0306 新潟県佐渡市四日町616地図情報をLINEに送る
バス
小木線 「四日町」下車 徒歩8分小木線:時刻表
車
両津港から車で約35分小木港から車で約40分
佐渡市四日町の八幡若宮社の例祭は、毎年10月20日に行われていて、午前7時頃から午後11時すぎにかけ四日町奉賛会のメンバーが獅子と鬼太鼓で門付けに回ります。
ここの鬼太鼓は、潟上型鬼太鼓で途中、どこからともなく豆まき翁が現れ鬼に絡むのが特徴です。これは、四日町が、佐渡金銀山から採掘された金銀を小木港に運ぶ街道沿いにあったことから、祭りも相川祭りの影響を受け豆まき型が行われていたと思われます。
しかし、明治時代の中ごろ潟上型鬼太鼓の祖ともいえる関口六助に習ったことで、それまで継承してきた豆まき型から、潟上型鬼太鼓を主流に行うようになりました。
このため、門付けでは、紺色の髪の雄と赤色の髪の雌の鬼が中心となって舞い、豆まき翁は気分が乗った時にしか現れません。(鬼の髪は麻で作られています)
四日町の豆まき翁は、面は黒の尉面で烏帽子を冠り、男根を模した木製の棒を持って(かつては升を持っていた)、鬼の舞にからむように舞います。特に型はなく、舞手が自由奔放に舞います。時には見物人にもからむこともあります。(一日の門付けの中で、めったに舞いません)
獅子は2匹(雄雌)で、玄関口で大きく頭を打ち鳴らし邪気を払います。
椿まつりの鬼太鼓
椿の鬼は、赤面の雄、赤面の雌の阿吽一対。衣装に特徴があり、オレンジや赤の生地で花柄、モンペは雄がえんじ色、雌が紺色でチェック柄。戦後、集落で家の布団の生地などを持ち寄って縫い、復活させた。
中原・鍛冶町まつりの鬼太鼓
豆まき型の鬼太鼓で、豆まきの翁、鬼二匹、太鼓で構成。翁の衣装の背中に、鶴と八葉矢車が染め出されている。時々、翁の「ダーホイ」の掛け声で太鼓のリズムが変わるのが珍しい。
大浦まつりの芸能
相川地区の祭りでよく見られる豆まき型鬼太鼓。翁と武者姿で長刀と棒をもった2人(棒つき)、太鼓、笹竹を持ってお花(ご祝儀)を披露する人(花よみ)で構成。一日かけて集落内を威勢よく門付けしてまわる。