住所
〒952-3425 新潟県佐渡市河崎274地図情報をLINEに送る
バス
東海岸線 「真木」下車 徒歩5分東海岸線:時刻表
車
両津港から車で約15分駐車場なし
真木集落の鬼太鼓は、阿吽一対の鬼(雄・雌)が交互に舞う潟上型で、すり足など能の舞を取り入れた舞となっています。始まりは明治37年頃とされていて新穂地区の藤巻集落の人から習ったと言われています。鬼太鼓は戦時中と昭和の高度成長期のころ集落の青年が出稼ぎに島外に出たため人手不足で一時、中断しましたが、昭和50年に保存会が結成され復活しました。この集落の鬼太鼓は、近隣の集落に鬼太鼓がなかったころは、祭りの日に他に頼まれて舞っていたということです。それがきっかけで、下久知集落に後に出来た鬼太鼓は、真木集落から習ったものです。
鬼太鼓の奉納は、河崎神社の例祭に行われますが、前日の宵宮でも舞われます。雄雌による本式の舞は、神社での奉納のほか、集落の東と西にあたる場所、区長宅などで行われます。2021年には、獅子頭が作られましたが、鬼の舞にからんで舞うことはありません。
久知八幡宮例大祭の奉納芸
県無形文化財の花笠踊り、刀刀、鬼太鼓等の芸能が、3集落から古式ゆかしく奉納される。花笠踊りは1500年代から続き、田植えを祝う「御田踊」、豊作を祝う「神事踊」、収穫を祝う「千代踊」「金田踊」から成る。
戸地まつりの白刃
神道白刃は、武術を長く忘れることのないようにと武技の形に鬼太鼓の舞を取り入れた武芸。武具は、小薙刀・大薙刀・半棒・大棒・陣鎌の5種。その組技が54もある。最後は、相手の刀に鎖を巻き付け奪い取る。
河原田まつりの鬼太鼓
神輿が天狗、稚児、下がり羽の先導で集落をまわり、道中数か所で、稚児による鬼の舞が披露される。夜にかけて、大万燈の引き回しがあるが、近年、青森のねぶたを参考に迫力ある大万燈を製作するようになった。