住所
〒952-1315 新潟県佐渡市河原田諏訪町7地図情報をLINEに送る
バス
本線 「河原田諏訪町」下車本線:時刻表
佐渡市佐和田地区の中心部、河原田集落にある諏訪神社の例大祭で、4月27日に行われています。
神事芸能の鬼太鼓は、潟上型で舟下集落から習ったと伝えられています。祭り当日は午前6時頃に神社で舞を奉納したあと3班に分かれて集落内を門付けしてまわります。
鬼は、赤(雄)、白(雌)があり、赤は勇壮に、白はしなやかに舞います。2匹の獅子は、神社での本舞いの時に登場して白鬼にからみます。
裏太鼓は、3つのリズムから構成され、近年では女性も多く参加して打つようになりました。
SONY DSCこの他、夕方から夜にかけて町内会が作った大万燈を、大人と子供が商店街を中心に引き回します。
この万燈は、昔、お旅所から帰還する神輿の道を照らすものとして登場しましたが、昭和の中頃からは、祭りを盛り上げようと、青森のねぶたを参考に、町内会単位で
武者などを表わした迫力ある立体の大万燈を製作するようになりました。
それにより、出来映えの審査と表彰も行われて、別名、万燈まつりとも呼ばれるほど名物となりました。
午後8時すぎ神輿が神社前に戻ってくると、祭りを終わらせまいと鳥居前では鬼太鼓や木遣が陣取り、祭りはクライマックスとなります。
チョボクリ
江戸時代に関西で始まった大道芸が、佐渡の山間の集落に伝わった。地方の歌に合わせ、立ち方が黒の破れ衣に一文字笠、腰には一升徳利で滑稽に舞う。今では地域活性化のために始まった大崎そばの会で恒例の出し物に。
大久保の田遊び神事
年始に田仕事を模擬的に演じて稲の豊作を祈る予祝行事。餅を切って鍬の柄をさして餅鍬を作り、豆がらを焚いて、餅鍬の先に焼きを入れる。畳をロの字に敷いた中の板の間を田んぼに見立て、丸く車田方式に田植えする。
車田植
佐渡北端、北鵜島集落の北村家に伝わる豊作を祈る稲作儀礼で奈良時代の田植え神事の姿を残す。「うずまき状」にきれいに植えられた田んぼは、神さまが降りてくる印になる。