住所
〒952-0822 新潟県佐渡市多田294地図情報をLINEに送る
バス
東海岸線 「多田」下車東海岸線:時刻表
佐渡市多田集落の諏訪神社と隣の黒根集落の小田原神社の例祭は、同じ日に行われていて、それぞれ鬼太鼓と大獅子が奉納されます。鬼太鼓には、進行役で鼻切り面を着けたロウソ、青鬼、赤鬼、そして面をつけずに踊る助打ちがいて、太鼓と笛の軽快なリズムに合わせて、二匹が対で踊ります。(本祭り前日の夜は宵宮として神前で鬼太鼓の舞が奉納されます。)
この集落では鬼が踊ることを「打つ」と言っています。太鼓の前で、片足で跳ねるように打つのが特徴で、多田集落の鬼は片足で2回、黒根集落は4回跳びます。
ロウソは祭りの仕切り役で、門付けでのご祝儀の披露や口上を述べ、次に打つ鬼を指名します。
また、腰には「大将」と呼ばれる男根を模した木の棒をぶら下げ、時には鬼打ちにからんで遣います。
一方、大獅子は、中に7人くらいの大人が入って玄関口で木遣り唄に合わせて上下に大きく獅子頭を振り、鳴らし厄を払います。
この祭りの見どころは夕方に行われる「神輿のお迎え」です。多田集落の諏訪神社の神輿が多くの御供を従えて御旅所に向かう途中、本町通りで両集落の獅子と鬼太鼓がお迎えをします。
通りの中ほどには太鼓が2台並んで置かれ、神輿が差し掛かると両集落の鬼が同時に打ち始めます。この時は、どちらの太鼓を叩いても、どちらの太鼓の前で鬼を打っても、どちらの鬼と組んでも構わないという両集落入り乱れての鬼打ちとなります。
続いて両集落、二匹の大獅子が神輿に向かい木遣り唄に合わせて頭を振り鳴らします。これをそれぞれ3回くりかえします。
午後8時、祭りの締めくくりとして多田集落では、提灯山車を先頭に神輿が神社にもどる「おけいり」が行われます。
松の木に提灯をかざり太鼓をのせた提灯山車を引く若衆が、伊勢音頭と木遣り唄を唄いながら、祭りの終わりを惜しむかのようにおよそ4時間かけゆっくりと神社に戻ります。

多田と黒根集落からそれぞれ鬼太鼓と大獅子が出て門付け。夕方は、神輿渡御を2集落の芸能が迎えて賑やかに舞う。


春日まつりの鬼太鼓
両津地区の春日神社の例祭に舞われる鬼太鼓は昭和の初めころから始まった。舞は能の要素を取り入れた「潟上型」。男性に限らず、集落外、海外からであっても鬼太鼓をやりたいという人を受け入れ交流している。

柿野浦まつりの鬼太鼓
佐渡の鬼太鼓で唯一、前浜型と潟上型の2種類の舞が見られる。山を越えれば潟上型の新穂へ。どちらも切れのある力強い舞が特徴。潟上型を「いさましいところ」、前浜型を「かわいいところ」とリクエストする。

北田野浦まつり
動物に仮装したものが太鼓などで囃子ながら中で踊り(しし舞)、その外側を「花笠」踊りが取り巻く。獅子頭は、竹の骨組みに苔を貼り、頭の毛にスガモという海藻を使う。薄明りの下で行われる幻想的な芸能。