住所
〒952-0028 新潟県佐渡市加茂歌代2662地図情報をLINEに送る
バス
本線 「外城橋」下車 徒歩8分本線:時刻表
佐渡市加茂歌代集落の赤井神社の例祭(4月16日)には、集落の上組、中組、下組からそれぞれ鬼太鼓が出て門付けにまわります。鬼太鼓は、阿吽一対の鬼が交互に舞う「潟上型」で、両津夷集落から習ってきたものと伝えられていて、動きが大きいのが特徴です。鬼の他に提灯を持った人(いととり)が威勢のよい掛け声で鬼を導きます。
3組の鬼太鼓は朝6時に神社でそろって舞を奉納したあと日が暮れるまで各地区内を門付けしてまわります。ラストは、集落センター前で、3組の鬼の競演があります。
この集落の鬼太鼓は、元日の午前0時にも神社で舞を奉納するほか、両津地区の祭りやイベントにも登場します。
大野まつりの鬼太鼓
新穂・大野集落にある日吉神社の例祭に奉納される鬼太鼓は、潟上型で2匹の獅子とのからみに見応え。雌の白鬼は、大地を蹴り、激しく飛び跳ねながら舞い、雄の黒鬼は、地を這うように舞う。
天王まつりの鬼太鼓
この集落の鬼太鼓は、江戸時代に能太夫が鬼舞に能の動きを取り入れた振り付けで、牛尾神社に奉納したとされている。この振り付けは、佐渡の鬼太鼓の6割が取り入れている「潟上型」の始まりとされている。
春日まつりの鬼太鼓
両津地区の春日神社の例祭に舞われる鬼太鼓は昭和の初めころから始まった。舞は能の要素を取り入れた「潟上型」。男性に限らず、集落外、海外からであっても鬼太鼓をやりたいという人を受け入れ交流している。