住所
〒952-0015 新潟県佐渡市住吉126地図情報をLINEに送る
バス
東海岸線 「住吉北」下車 徒歩1分東海岸線:時刻表
佐渡市両津地区住吉集落の鬼太鼓は、4月の第四日曜日に行われている住吉神社の例祭に奉納、門付けされます。この集落の鬼太鼓は、子供たちにふるさとへの想いを育んでもらおうとおよそ50年前に地元の有志が結成した「住吉うしお会」によって始められました。鬼の舞は、潟上型で両津地区の春日町から習ったもので、港町らしい荒々しい動きが特徴です。会では、小学4年生ころから鬼太鼓を教えており、祭りには小学生から大人まで参加します。
鬼は雄と雌があり、雄の舞は、カチッとした舞、雌は滑らかな舞が特徴です。鬼にからむ獅子は無く、提灯持ちが登場し鬼を誘導したりします。
太鼓も舞もベテランになると基本を守りつつも、自分なりの色がでています。家々をまわる門付けは二組の鬼太鼓により午前7時から午後8時ころまで賑やかに行われます。
住吉まつりでは、鬼太鼓のほか、近年、女性の樽囃子が集落内の要所要所で演奏を披露します。子供と大人の組があり、息のそろった高速打ちが見どころです。
河原田まつりの鬼太鼓
神輿が天狗、稚児、下がり羽の先導で集落をまわり、道中数か所で、稚児による鬼の舞が披露される。夜にかけて、大万燈の引き回しがあるが、近年、青森のねぶたを参考に迫力ある大万燈を製作するようになった。
赤泊乙まつりの鬼太鼓
鬼太鼓は「前浜型」で大人と子供の舞がある。昭和30年代に3種類の舞方がある筵場集落の鬼太鼓から「中式」の舞を習って取り入れた。他の集落よりテンポが速い。10人ほどの大獅子も2匹出る。
文弥人形芝居
着物の背を縦に裂いて、左手で胴体の軸を握り、糸を中指に巻いて頭を動かし、右手を右袖の中に入れて使う「差し込み式」で、豊かな感情表現が特徴。頭が前後左右に動くので「がくがく人形」とも呼ばれる。