住所
〒952-0855 新潟県佐渡市柿野浦130地図情報をLINEに送る
バス
岩首線 「柿野浦」下車 徒歩5分岩首線:時刻表
車
両津港から車で約50駐車場なし
柿野浦集落の伊豆奈神社の例祭では、鬼太鼓と大獅子が集落内の家々と隣の東鵜島を門付けしてまわります。鬼太鼓は、潟上型と前浜型の2つの舞があるのが特徴で、佐渡ではこの集落だけです。地理的には前浜地域ですが、山を越える道を行くと新穂地区に通じることから、昔から交流があったと思われます。このため、大鬼と呼ばれる潟上型の鬼太鼓は、新穂舟下から習ったと言われていて、赤の大鬼と青の大鬼は阿吽一対の面で、太鼓のリズムに合わせ勇壮に交互に舞います。
大鬼の舞のリクエストの際には、「いさましいところ」と呼びます。また、小鬼と呼ばれる前浜型の鬼太鼓には、横笛の演奏が加わり赤の小鬼と青の小鬼が対になり軽やかに舞います。かつては、この舞は子供が行っていたということで、舞のリクエストの際には、「かわいいところ」と呼ばれます。小鬼は近年、少子化により大人に変わってしまいました。この他、2匹の大鬼が対で舞う「みだれ打ち」、鬼面を付けていない人たちが舞う「すけ打ち」があります。この地域では、鬼が舞うことを「打つ」といいます。また、鬼太鼓より先に家々を回って厄払いをする大獅子と、獅子を誘導したり祭りの進行をしたりする「ろうそ」が加わります。
ろうその面は一般に鼻切り面ですが、こちらのろうその面は、春駒の面となっています。手には、榊を持っています。
平成9年頃からは、集落内に作られた太鼓芸能集団「鼓童」の研修所の研修生が、地元の人から鬼太鼓などを習って、祭りに参加して盛り上げています。昼前には、研修所を会場に舞が披露され、研修生や研修所OBらが途絶えることなく約1時間に渡り次々に舞います。

大鬼は、阿吽一対の鬼が交互に舞う能の所作を取り入れた潟上型鬼太鼓。小鬼は、2匹の鬼が向かい合って一緒に舞う前浜型鬼太鼓。リクエストによりいろんな組み合わせの舞が見られる。


一ノ宮まつりの大獅子
10人ほどの男衆が入って各家を門付けしてまわる羽茂飯岡集落の大獅子。獅子は雌獅子だがやんちゃで、途中、家と家の間を移動する際、道路を使わず田んぼの中や川の中を渡る。大きく体をくねらせながら邪気を払う。

天王まつりの鬼太鼓
この集落の鬼太鼓は、江戸時代に能太夫が鬼舞に能の動きを取り入れた振り付けで、牛尾神社に奉納したとされている。この振り付けは、佐渡の鬼太鼓の6割が取り入れている「潟上型」の始まりとされている。

中原・鍛冶町まつりの鬼太鼓
豆まき型の鬼太鼓で、豆まきの翁、鬼二匹、太鼓で構成。翁の衣装の背中に、鶴と八葉矢車が染め出されている。時々、翁の「ダーホイ」の掛け声で太鼓のリズムが変わるのが珍しい。