住所
〒952-1308 新潟県佐渡市二宮地図情報をLINEに送る
バス
本線 「鍛冶町」下車 徒歩15分本線:時刻表
車
両津港から車で約25駐車場なし
二宮神社の例祭として二宮集落と石田集落から鬼太鼓が出でそれぞれの集落内を門付けします。石田集落の鬼太鼓は、新穂舟下集落から習ったと言われ、阿吽一対の鬼が交互に舞う「潟上型」です。いつ頃から始まったかは定かではありませんが、主催する氏子青年会の人手不足などから昭和の終わり頃に一度、途絶ています。その後、祭りに鬼太鼓がほしいとの声から友の会が結成され、平成12年に復活しています。
鬼は青(雄)、赤(雌)で、能の要素を取り入れた舞と、手に持ったバチを細かく動かすところが特徴です。鬼太鼓は、早朝、集落にある順徳上皇第二皇女ゆかりの石田観音堂と二宮神社で舞を奉納したあと、集落内を門付けします。かつては神社で一舞20分かける本式の舞がありましたが、現在は行われていません。
獅子は一対ありますが、鬼の舞には絡まず、家の前で頭を鳴らし厄を払います。人手があったころは、二匹の獅子が向かい合って、交差しながら舞うこともありました。舞う獅子としては頭が大きいのが特徴です。
説経人形とのろま人形
のろま人形は説経人形や文弥人形の間狂言。一人遣いの突っ込み人形をあやつる遣い手が佐渡弁の巧みなセリフ回しで、場の雰囲気に合わせ話を展開。時事ネタや風刺も交え、観衆の笑いを誘う。
宮浦まつりの鬼太鼓
鬼の舞は、能の要素を取り入れたもので、飛び跳ねたりしない静かな舞が特徴。太鼓前での獅子との攻防が見どころ。一宮神社は、承久の変で佐渡へ流された順徳上皇の第一皇女・慶子皇女ゆかりの神社。
杉野浦まつりの小獅子舞
三匹獅子踊りに、ささら踊りと太刀の舞が加わるのが大きな特徴。先獅子が雄で頭に刀、中獅子が子供で頭に飾りがなく、後獅子が雌で頭に角の飾りを付けている。太刀の舞は、三匹の獅子を順に切るように舞う。