住所
新潟県佐渡市羽茂飯岡地図情報をLINEに送る
バス
度津線 「羽茂飯岡」下車 徒歩10分度津線:時刻表
車
小木港から車で約20駐車場あり乗用車20台
4月23日は、佐渡市羽茂飯岡集落にある佐渡一ノ宮「度津神社」の例祭で、神様の遣いとされる大獅子が集落の家々を門付けしてまわります。
集落は、およそ70軒ありますが、大獅子は、すべて回らず上、中、下の3地区に分け一年に1地区ごと門付けします。
8人くらいの男衆が麻布でつくった獅子の胴体に入り、胴体の担当者は竹の弓を持って獅子の体を膨らませます。
その他、獅子頭と尾っぽの担当がいて、獅子頭は大きくて重いため交代で操ります。現在の獅子頭は、集落の人が作って寄贈したもの。
ここの獅子は雌獅子で、やんちゃなところが特徴。榊を持った役員の誘導で進んでいきますが、途中、家と家の間を移動する際、道路を使わず田んぼの中や川の中を渡ったりもします。
各家の玄関では、大きく体をくねらせながら獅子頭を鳴らして邪気を払います。
獅子に頭をかんでもらうと一年、健康で過ごせると言われていることから家の人は進んで頭をかんでもらいに出ます。
各家では、料理やお酒を出してもてなし、休憩中、獅子は家の中に飾られます。
お酒や料理などのふるまいがある家では、獅子を家の中に祀り休憩します。一日かけ集落をまわった獅子は、夕方に、神社に戻り、神官の誘導で静かに社殿内へと入ります。
大久保の田遊び神事
年始に田仕事を模擬的に演じて稲の豊作を祈る予祝行事。餅を切って鍬の柄をさして餅鍬を作り、豆がらを焚いて、餅鍬の先に焼きを入れる。畳をロの字に敷いた中の板の間を田んぼに見立て、丸く車田方式に田植えする。
日野公忌奉納能
佐渡配流となって1332年に刑死した日野公こと日野資朝卿の命日に、墓がある妙宣寺で供養が行われ、本堂内の畳の間で能と鷺流狂言が奉納される。神社の能舞台とは、違った雰囲気が楽しめる。
稲荷町の小獅子舞
桜の柄の幕の「雄じし」、鹿の角に紅葉の柄の幕の「雌じし」、鏡と鶴亀の柄の幕の「子じし」の三匹による踊り。しし頭の毛にはスガモと呼ばれる海草を泥で酸化させたものを使い、毛がよくなびくように椿油を塗る。