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稲荷町の小獅子舞いなりちょうのこじしまい

開催日

8月末の土日

開催地

小木集落 稲荷神社

→アクセス

稲荷町の小獅子舞古くから北前船の寄港地として栄えた港町・小木町にある稲荷町には、小獅子舞と呼ばれる三匹獅子踊りが継承されています。
頭に太刀をつけ、桜の絵柄の幕の「雄じし」、鹿の角をつけ幕は紅葉の絵柄の「雌じし」、鏡をつけ幕は鶴亀の絵柄の「子じし」の三匹による踊りです。
ししの髪の毛にはスガモと呼ばれる海草を泥で酸化させたものを使います。祭りで舞う際にししの髪の毛がなびくようにと前日に椿油を塗って手入れをします。
三匹のししは腹の前に桶型の締太鼓をつけ、ばちでたたきながら、笛と唄に合わせて踊ります。

稲荷町の小獅子舞小獅子舞は、8月末の土日の二日間に亘って行われる小木港祭りとその前日の稲荷神社の例祭に演じられます。稲荷神社の例祭では、獅子役は獅子宿とよばれる当番の家で
夕方、支度をして稲荷神社に向かい、境内で踊りを奉納した後、町内を門付けして回ります。
現在、踊りは大きく分け、二種類あり神社では、宮を誉め称える唄が入る長い踊りの宮踊りと門付けで踊る町踊りがあります。

稲荷町の小獅子舞途中、一匹のししが踊りの輪から離れる場面がありますが、これは三匹の親子のししが遊んでいると、霧のため子じしがはぐれてしまい、親が必死に探し、その姿をみつけて喜ぶ場面で、しし踊りの見せ場となっています。
小木港祭りでは、小木町の各町内で継承されている様々な芸能が木崎神社に奉納されますが、昔から一番最初に奉納される芸能が小獅子舞と言う習わしとなっています。
最終日、各町内を門付けして回った小獅子舞は、夕方、荻大宮神社で宮踊りを奉納したあと提灯を先頭に稲荷町に戻ります。

稲荷町の小獅子舞その帰路で歌われるのが伊勢音頭。伊勢音頭が唄われている間は舞を求められてもししは踊りません。
哀愁をただよわせながら稲荷町につくとその年、小獅子舞の世話役をした獅子宿で踊って終わりとなります。
この獅子宿では、8月16日から祭り当日まで、小獅子の頭や衣装が飾られ祭りムードを盛り上げています。

【資料】


小獅子舞の唄
一 廻れ廻れ水車 おそく廻れ 堰に止まるよ 堰に止まるよ
二 此の宝蔵に参ろうと思えども 橋ばし木橋 遠くに宿まれよ 遠くに宿まれよ
三 此の宮は目出度の宮かな 音に聞こえた平の匠が楔一つで 四方固めた 四方固めた
以上は宮歌ですが、寺での奉納の際には、此の寺は目出度の境内かな 朝日輝く 稚児が八人 稚児が八人 になります。

アクセス

住所

〒952-0604 新潟県佐渡市小木町334

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バス

赤泊線小木線 「小木」下車
赤泊線:時刻表
小木線:時刻表

両津港から車で約70分
小木港から車で約1分

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