住所
〒952-0823 新潟県佐渡市浜河内666地図情報をLINEに送る
バス
岩首線 「河内」下車岩首線:時刻表
畑野地区の南東、浜河内集落の河内神社の例祭には、鬼太鼓と大獅子が奉納されたあと集落内の各家(約30戸)を門付けしてまわります。
鬼太鼓は、二人の鬼が向かい合って舞う(打つ)前浜型で、赤鬼、青鬼、小さい鬼(たすき掛けの子供)、お花(ご祝儀)を披露する進行役で半面をかぶったロウソ、太鼓、笛で構成されています。
祭りには、各家で親戚や知人などを招くため、お花がたくさん出るので、鬼はそのお花の数だけ舞います。
家の人からは、誰々の鬼が見たいとのリクエストもあり、ロウソはそれに答えるように、舞う鬼を指名します。鬼以外に演奏などを担当している半纏を着た人も指名されれば舞います。
当日は大獅子も出て鬼太鼓の前に各家を訪れ、木遣り唄にあわせて頭を鳴らして厄払いをします。
起源は定かではありませんが、鬼太鼓が始まった年よりのちに祭りを盛り上げようと加わったようです。
大獅子に、頭を噛んでもらうと一年、健康で過ごせるといわれています。
すべての家の門付けが終わると、日が暮れ、鬼太鼓と大獅子は神社へと戻ります。境内では鬼太鼓が祭りの終わりを惜しむかのように、舞手を入れ替えながら長時間にわたって
舞続けます。また、大獅子は神社に向かう石段をゆっくりと登る練り上げが3回行われます。最後は、神社の回りを3回、威勢よくまわり神前に納められます。
この際に、雑念が入らないようにみんなで本殿の横板を叩きます。
琴浦まつりの大獅子
小木琴浦地区にある白山神社の祭礼。当日は、佐渡では唯一、獅子頭と胴体が赤色の大獅子が家々を厄払いの門付けしながら練り歩く。幣束を持った子どもたちが獅子の先導役。
中興まつりの鬼太鼓と流鏑馬
中興集落内の3つの地域からそれぞれ鬼太鼓が出て各家を門付け。それらが夕方に中興神社に集まり競演するところが見どころで、正式な舞が見られる。子どもは、鬼に頭をなでてもらうと一年、健康過ごせるとか。
説経人形とのろま人形
のろま人形は説経人形や文弥人形の間狂言。一人遣いの突っ込み人形をあやつる遣い手が佐渡弁の巧みなセリフ回しで、場の雰囲気に合わせ話を展開。時事ネタや風刺も交え、観衆の笑いを誘う。