住所
〒952-1308 新潟県佐渡市二宮232-2地図情報をLINEに送る
バス
赤泊線 「東大通」下車 徒歩25分赤泊線:時刻表
車
両津港から車で約30分小木港から車で約45分
佐渡市佐和田地区、二宮集落の鎮守、二宮(にくう)神社の例祭の6月5日には、鬼太鼓が出て、朝5時半ころから日が暮れるまで集落内のおよそ70軒の家々を門付けに回ります。
この集落の鬼太鼓は、昭和の終わりころ宮青年会の人手不足で、平成にかけて5年ほど休止となりましたが、祭りに鬼太鼓が無くてはさみしいと地域活動の会を新たに作って復活させました。
この集落の鬼太鼓は、潟上型と言われる能の所作を鬼の舞に取り入れたもので、新穂舟下集落の鬼太鼓を参考にアレンジしたもので青鬼と赤鬼が舞います。
鬼が腰を低く落とし手に持ったバチを細かく揺らすところや太鼓に大きくぶつかるシーンは迫力があります。
太鼓の裏打ちは、金井新保集落から伝わったものとされていて軽快な打ち方になっています。
鬼面は、二宮神社を建てた宮大工の間島氏の作と言われていますが、老朽化のため平成の終わりころに鬼面と獅子頭は新調されました。
鬼が持つバチは、鬼面の色と合わせるように色が塗られています。
獅子は二体あり、かつては鬼の舞にからんでいましたが、人手不足のため現在は行われていません。
舞の途中で鬼が、太鼓を強く押し、太鼓が揺らぐシーンがあります。太鼓持ちや裏打ちは、それを押し戻せるか
車田植
佐渡北端、北鵜島集落の北村家に伝わる豊作を祈る稲作儀礼で奈良時代の田植え神事の姿を残す。「うずまき状」にきれいに植えられた田んぼは、神さまが降りてくる印になる。
一ノ宮まつりの大獅子
10人ほどの男衆が入って各家を門付けしてまわる羽茂飯岡集落の大獅子。獅子は雌獅子だがやんちゃで、途中、家と家の間を移動する際、道路を使わず田んぼの中や川の中を渡る。大きく体をくねらせながら邪気を払う。
中興まつりの鬼太鼓と流鏑馬
中興集落内の3つの地域からそれぞれ鬼太鼓が出て各家を門付け。それらが夕方に中興神社に集まり競演するところが見どころで、正式な舞が見られる。子どもは、鬼に頭をなでてもらうと一年、健康過ごせるとか。