住所
〒952-0711 新潟県佐渡市赤泊85地図情報をLINEに送る
バス
赤泊線 「赤泊中町」下車 徒歩3分赤泊線:時刻表
佐渡市赤泊の町から3キロほど山の方へ登ったところにある新谷集落に小獅子舞が伝わっていて、赤泊集落にある八幡若宮社の例祭(4月18日)に舞が奉納されます。この舞は、鹿の頭をかぶり、腹に下げた太鼓を打ちながら3匹の小獅子が舞うもので、霧にまぎれた雌獅子を探すという内容でその昔、赤泊大屋の仁科利左衛門が京都の祇園祭りを見てきて伝えたものと言われています。獅子舞は、雄獅子、中獅子(小獅子)、後獅子(雌獅子)、太刀、笛、歌い手で構成され、神社の境内で舞う「宮踊り」と門付けで舞う「町踊り」があります。
3匹の獅子を見分けるのは頭で、雄獅子は、刀、中獅子は、何もつけず、後獅子は剣をつけています。また、衣装の絵柄の丸が青が雄獅子、赤が中獅子、白が後獅子です。獅子と格闘する太刀遣いは、紋付き・袴姿で、刀を持って獅子に切りかかります。(諸岡一波流)
神社での奉納のあと新谷集落内を半日かけ門付けし、その後、赤泊集落の要所7ケ所で舞います。唄は10余りあり、その場でいくつか組み合わせて歌います。
赤泊乙まつりの鬼太鼓
鬼太鼓は「前浜型」で大人と子供の舞がある。昭和30年代に3種類の舞方がある筵場集落の鬼太鼓から「中式」の舞を習って取り入れた。他の集落よりテンポが速い。10人ほどの大獅子も2匹出る。
宮浦まつりの鬼太鼓
鬼の舞は、能の要素を取り入れたもので、飛び跳ねたりしない静かな舞が特徴。太鼓前での獅子との攻防が見どころ。一宮神社は、承久の変で佐渡へ流された順徳上皇の第一皇女・慶子皇女ゆかりの神社。
南片辺まつり
裏太鼓のリズムで子どもたちが舞う御太鼓、棒や長刀、そして三匹獅子の舞い。三匹獅子は白装束で、親獅子の雄と雌は頭に角がある。赤と青の桜模様の描かれた頬垂をし、腰に付けた太鼓を叩いて、ゆっくりと舞う。