住所
〒952-0621 新潟県佐渡市沢崎96地図情報をLINEに送る
バス
宿根木線 「沢崎」下車 徒歩1分宿根木線:時刻表
車
両津港から車で約120分小木港から車で約25分
駐車場あり
9月の第四日曜日、佐渡の最西端の小木地区沢崎集落の神子石神社の例祭で、午後1時過ぎから4時頃まで大獅子が門付けに回ります。
大獅子は、大人10人ほどが獅子に入り、木遣り唄と幣束を持った子どもたちの掛け声に合わせ玄関口で頭を打ち鳴らしたあと、無病息災を願って家の人の頭を噛んだりします。
また、獅子の尾役は、尾を振り回り、地面をバシッ、バシッと叩いて威嚇します。
沢崎集落では獅子が人の頭を噛むことを「ほおばる」、家の玄関で獅子頭を鳴らすことを「打つ」といいます。
途中、大獅子がお堂内を勢い良く通り抜けたり、漁港では、暴れ役の獅子の尾が、勢い余って岸壁から海に落ちたり、獅子頭が尾を追いかけぐるぐる回る
場面が最高の見せ場となっています。沢崎まつりは、大獅子が集落センターから出発し、門付け後、集落センターの玄関に獅子頭が入ると終わります。
また、前日の宵宮では、大獅子が神社とお堂と善宝寺に奉納されます。
その他に、尉面で手に茄子を持っているマメ、鬼面で金棒を持ったゴツ(又はゴッテ)がいて、子どもたちの悪い心を追い出そうと追いかけまわしたりして祭りを盛り上げます。
宿根木のちとちんとん
「ちとちん」と呼ばれる男根を持った男役、「とん」と呼ばれる摺りササラを持った女役のユニークな舞が特徴。人間の性的行為を作物などに感染させる感染所作(かまけわざ)で五穀豊穣を祈る。
沢崎まつりの大獅子
大獅子が、無病息災を願って集落の家の人の頭を噛んだり、漁港で岸壁から海に落ちて引き上げられたりする。ほかに、尉面で手に茄子を持っているマメ、鬼面で金棒を持ったゴツがいる。
新町まつりのたかみ獅子
「たかみ」とは、竹や藤づるで編んだ農具(藤箕)。米などの穀物をふるい殻や塵を取り除く。「たかみ」を上下に重ねると獅子頭に見えることから作られたという。獅子には10人の男が入り威勢良く門付けしてまわる。