住所
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バス
海府線 「浦川」下車 徒歩5分海府線:時刻表
車
両津港から車で約25分駐車場なし
浦川集落の鬼太鼓は、青年会が昭和の初期に両津地区春日集落から習って始まった。鬼は雄雌が交互に舞う潟上型で、鬼面はどちらも朱色の赤髪で口を閉じているのが雄、開けているのが雌。
鬼が持つバチは、紅白の布をかぶせてある。舞の違いは、雌が終盤に後ろ向きで太鼓を打つ「いととり」がある。獅子は付かない。提灯持ちが鬼を誘導する。
2018年頃までは、集落の各家をまわって門付けを行ってきたが、人手不足と高齢化で中止し神社での奉納に変わった。2024年を最後に休止となった。
春日まつりの鬼太鼓
両津地区の春日神社の例祭に舞われる鬼太鼓は昭和の初めころから始まった。舞は能の要素を取り入れた「潟上型」。男性に限らず、集落外、海外からであっても鬼太鼓をやりたいという人を受け入れ交流している。
チョボクリ
江戸時代に関西で始まった大道芸が、佐渡の山間の集落に伝わった。地方の歌に合わせ、立ち方が黒の破れ衣に一文字笠、腰には一升徳利で滑稽に舞う。今では地域活性化のために始まった大崎そばの会で恒例の出し物に。
徳和まつり(春)
鬼太鼓は相川鉱山の抗夫が金を掘る姿を舞に取り入れたのが特徴で、オスメスの鬼が薙刀やバチを持ち片足をあげて舞う。「木遣り」が10番まで唄われる中、大獅子が時間をかけて石段を上る様は見応えがある。