住所
新潟県佐渡市新穂井内地図情報をLINEに送る
バス
南線 「新穂郵便局前」下車 徒歩12分南線:時刻表
佐渡市新穂地区の新穂ダムに向かう山側の集落、新穂井内集落の鎮守、日吉神社は、新穂地区にある4つの日吉神社のうちのひとつで、八王子権現を祀っています。例祭は4月12日で朝から鬼太鼓が各家を門付けしてまわります。鬼の舞は能の要素を取り入れた「潟上型」で2匹の鬼が交互に舞います。また、その舞には2匹の獅子がからみます。現在使われている鬼面は、彫りが深いのが特徴で、鷲崎集落のものと同じ面です。
鬼太鼓は、夜7時すぎに上新穂にある山王さん日吉神社に神輿とともに入り、境内で本式の舞を披露します。
達者まつりの鬼太鼓と獅子
達者の鬼太鼓は、相川地区に見られる豆撒きの翁が舞う豆まき型の鬼太鼓の中でも唯一、翁の他に警固の長刀と棒を持った武者が、向かい合って武術を演じる。
河原田まつりの鬼太鼓
神輿が天狗、稚児、下がり羽の先導で集落をまわり、道中数か所で、稚児による鬼の舞が披露される。夜にかけて、大万燈の引き回しがあるが、近年、青森のねぶたを参考に迫力ある大万燈を製作するようになった。
大久保の田遊び神事
年始に田仕事を模擬的に演じて稲の豊作を祈る予祝行事。餅を切って鍬の柄をさして餅鍬を作り、豆がらを焚いて、餅鍬の先に焼きを入れる。畳をロの字に敷いた中の板の間を田んぼに見立て、丸く車田方式に田植えする。