住所
〒952-0108 新潟県佐渡市上新穂659地図情報をLINEに送る
バス
南線 「新穂」下車 徒歩5分南線:時刻表
車
両津港から車で約15駐車場あり乗用車:10台
新穂天神まつりは、上新穂集落にある管明寺の境内にある天満宮と北方集落にある天満宮のまつりで、6月24日と25日に行われます。
24日は、北方集落で朝から夕方まで子供鬼太鼓の門付けが行われます。
北方集落では、昔から鬼太鼓は、子供が行ってきており、戦後まもなく途絶えましたが、昭和60年に復活しました。
新穂中央青年会のOBから鬼太鼓を習って、現在は、小学生が中心となり鬼(白鬼、黒鬼)・太鼓の裏打ち・提灯などを分担しています。
当日は、神輿とともに、集落内の役員や会員、お世話になっているお宅など30軒あまりを元気良く回ります。天神まつりにちなみ太鼓の裏面のデザインは梅になっています。
また、25日は、新穂中央青年会の鬼太鼓が午前5時~夜9時ころまで、新穂・馬場・三協・北方のおよそ150世帯を門付けして回ります。
対象世帯を1組の鬼太鼓だけで回るのはとてもハードですが、鬼に選ばれるのは名誉なことだと言います。
こちらの鬼太鼓は、阿吽一対の鬼が交互に舞う「潟上型」で、二匹の獅子が絡むのが特徴です。
夜8時からは管明寺境内の天満宮前で提灯の灯りの下、迫力ある本式の舞が披露されます。小間バチの効いた太鼓のリズムと勇壮な鬼の舞が見どころです。
24日、25日とも日が暮れると2基の神輿を先頭に提灯行列が行われ、チョウサヤの掛け声が夜の町内に響き渡ります。この天神まつり、かつては馬が通りを勢いよく駆け抜ける行事もあって「馬まつり」とも呼ばれていました。
やわらぎ
佐渡金銀山が繁栄した江戸時代、山の神の心を「なごめ、やわらげる」とともに、やわらかい鉱石に当たることを祈って金掘りの人たちが歌った唄で、豊かな金銀鉱脈の発見を願う鉱山の祝歌。
天王まつりの鬼太鼓
この集落の鬼太鼓は、江戸時代に能太夫が鬼舞に能の動きを取り入れた振り付けで、牛尾神社に奉納したとされている。この振り付けは、佐渡の鬼太鼓の6割が取り入れている「潟上型」の始まりとされている。
椿まつりの鬼太鼓
椿の鬼は、赤面の雄、赤面の雌の阿吽一対。衣装に特徴があり、オレンジや赤の生地で花柄、モンペは雄がえんじ色、雌が紺色でチェック柄。戦後、集落で家の布団の生地などを持ち寄って縫い、復活させた。