住所
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バス
本線 「長木」下車 徒歩5分本線:時刻表
長木集落の鬼太鼓は、かつては「豆まき型」鬼太鼓でしたが、昭和39年の新潟国体の頃に舟下集落から習って「潟上型」鬼太鼓に変わりました。その後、青年の人手不足などで平成2年まで2度、中断しています。その後、平成16年に鬼太鼓保存会を結成して、後継者育成のために子供鬼太鼓もつくりました。
祭り当日は、朝、神社に舞を奉納したあと2組に分かれて集落内のおよそ160軒を門付けしてまわります。保存会では祭りを楽しくしようと、令和4年からは2組の鬼の競演も始めました。
また、近年は女性が多く参加するようになり、太鼓の他、舞も披露するようになりました。
この他、雄雌の獅子が門付けにまわり、玄関先で頭を鳴らして厄払いをしたり、健康を祈って家人の頭をかんだりします。獅子は直接、鬼の舞にからむことはありません。
椿まつりの鬼太鼓
椿の鬼は、赤面の雄、赤面の雌の阿吽一対。衣装に特徴があり、オレンジや赤の生地で花柄、モンペは雄がえんじ色、雌が紺色でチェック柄。戦後、集落で家の布団の生地などを持ち寄って縫い、復活させた。
小比叡神社の田遊び神事
佐渡に伝わる3つの田遊び神事の中で、いちばん芸能色が強い。田人の田仕事の度に、登場して仕事の邪魔をするムクロとカラス。田人の顔に墨を塗ったり、押し倒したりして大暴れ。暴れるほど豊作になるとも言われる。
羽吉まつりの鬼太鼓
羽吉まつりは、両津羽吉の駒坂、馬場、吉住、野町の4集落から2組の鬼太鼓が出る羽黒神社の例祭。潟上型。上り旗といっしょに多くの「さるぼぼ」が飾られる。