住所
〒952-0502 新潟県佐渡市羽茂大崎1578-1地図情報をLINEに送る
バス
度津線 「大崎」下車 徒歩3分度津線:時刻表
車
小木港から車で約20分駐車場あり乗用車30台
チョボクリは、正しくはチョボクレといい、江戸時代中期以降に関西から始まった大道芸です。羽茂大崎集落には、明治30年ころに伝わってきたとされており、酒の席などで披露されました。
その後、昭和前期に途絶えていたものを、宮本寺の本間住職が残されていた台本をもとに昭和39年に復活させました。昭和53年以降は、毎年、大崎そばの会で上演されることになり定着しました。
芸は、立ち方と地方で行われ、立ち方は、黒の破れ衣に一文字笠、腰には一升徳利を下げて踊ります。(かつては長いふんどし姿でした)
地方は、机にむかって座り、拍子木で机をたたき調子をとりながら歌います。
「トゥ、トゥ、トゥ、来たれや来たれ。男、裸で百貫貫匁、土用も寒さも、わしゃ苦にならぬ。お門に立ちたる一文字、見はなされたる破れ衣、浮世をめぐる道楽爺。八升九升を飲み流す・・・・・・」
台本はありますが、振り付けなどの所作は即興であり、二人の掛け合いで変わります。(お客さんの反応次第)
初代の立ち方は、平内錠太郎、二代目は石渕巳之八、三代目は廣嶋源市
浜河内まつりの鬼太鼓
二人の鬼が向かい合って舞う前浜型鬼太鼓。門付けでは、各家でお花(ご祝儀)がいくつも出され、その数だけリクエストに応じて、多様な鬼の組み合わせで舞う。大獅子に頭をかんでもらうと一年健康に過ごせるという。
相川まつりの御太鼓
佐渡金銀山で栄えた旧相川町の7つの集落の例祭で、大工町の太鼓組の御太鼓が登場する。太鼓組は裏太鼓、豆まきの翁、長刀、棒、七つ役、提灯で構成され、烏帽子をかぶった豆まきの翁は、升と柿を持って舞う。
大膳神社の奉納能
大膳神社の能舞台は、佐渡に現存する約35の能舞台の中で最も古く、茅葺き、寄棟造。佐渡で能に携わる人たちの多くはプロではなく、それぞれ仕事をしながら能の研鑽に努めている。演能のシテ方は、今は全て宝生流。