住所
新潟県佐渡市新穂瓜生屋地図情報をLINEに送る
バス
南線 「新穂瓜生屋」下車 徒歩10分南線:時刻表
車
両津港から車で約20分駐車場なし
新穂瓜生屋集落には、大人の鬼太鼓と子供の鬼太鼓がありますが、4月1日の五社神社の例祭では、子供鬼太鼓が奉納されます。子供鬼太鼓は、鬼太鼓の継承を目的に瓜生屋子供会がふるさと創生事業を活用して、昭和62年に鬼面や衣装、獅子、太鼓などの道具を購入して始めたものです。
神社の例祭の日には、神事式の後、子供鬼太鼓が神社に奉納され、その後、集落内の辻など7ケ所で舞が披露されます。舞は、雄雌(白黒)の鬼が交互に舞う潟上型で、終盤は2匹の獅子が鬼の舞にからんで、盛り上げます。また、両側で提灯持ちが威勢よく掛け声をかけます。
一方、大人の鬼太鼓は4月の第二土曜日に、早朝から一日かけ集落内の家々を門付けしてまわります。運営は、青年会ですが、人手不足の際には、OB会も協力します。
鬼は阿吽一対の鬼が交互に舞い、途中、二匹の獅子が加わり盛り上げます。。
瓜生集落の大人の鬼太鼓は、明治の中頃に潟上の鬼太鼓を習ってきて始まったと言われていますが、戦争中に一時中断、昭和22年に青年会により再興されています。
しかし、観光振興と生活改善事業が相まって昭和43年頃に「島統一祭り」への移行が行われ、島中の祭りが4月15日へと変わったりしたことや青年の減少により
4月1日の神社の祭りの奉納は平成に入って無くなりました。
そこで現在は、大人と子供の鬼太鼓は別々の日に行われるようになっています。
子供鬼太鼓は4月1日、大人の鬼太鼓は4月の第二土曜日で見られます。どちらも獅子が鬼の舞にからむところが見どころです。
赤泊乙まつりの鬼太鼓
鬼太鼓は「前浜型」で大人と子供の舞がある。昭和30年代に3種類の舞方がある筵場集落の鬼太鼓から「中式」の舞を習って取り入れた。他の集落よりテンポが速い。10人ほどの大獅子も2匹出る。
柿野浦まつりの鬼太鼓
佐渡の鬼太鼓で唯一、前浜型と潟上型の2種類の舞が見られる。山を越えれば潟上型の新穂へ。どちらも切れのある力強い舞が特徴。潟上型を「いさましいところ」、前浜型を「かわいいところ」とリクエストする。
徳和まつり(春)
鬼太鼓は相川鉱山の抗夫が金を掘る姿を舞に取り入れたのが特徴で、オスメスの鬼が薙刀やバチを持ち片足をあげて舞う。「木遣り」が10番まで唄われる中、大獅子が時間をかけて石段を上る様は見応えがある。