住所
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バス
本線 「泉」下車 徒歩10分本線:時刻表
車
両津港から車で約25分駐車場あり5台
佐渡市泉集落にある荒木神社の祭礼(8月)では、鬼太鼓の奉納、流鏑馬神事、巫女による神楽の奉納、神輿渡御などがおこなわれます。
鬼太鼓の奉納は神社と御旅所で行われ、集落内の家々の門付けは、昭和の中頃から、夏の暑さを避けて4月15日に行うという形に変わりました。
鬼太鼓は、和泉青年会によって行われ、雄雌の鬼がそれぞれ舞い、雌の舞に2匹の獅子が絡みます。鬼の舞は、能の所作を取り入れた静かな舞となっています。
流鏑馬神事は、3人の子供の射手が、狩りの衣装に着替えて神殿前を出発し、御旅所まで歩いたあと馬に乗り、西の的場に向かいます。そして、的場に設置された木の板の的に向かって射手が順番に弓を射ます。見事、的の中心を射抜くと豊作になると言われています。
戸地まつりの白刃
神道白刃は、武術を長く忘れることのないようにと武技の形に鬼太鼓の舞を取り入れた武芸。武具は、小薙刀・大薙刀・半棒・大棒・陣鎌の5種。その組技が54もある。最後は、相手の刀に鎖を巻き付け奪い取る。
椿まつりの鬼太鼓
椿の鬼は、赤面の雄、赤面の雌の阿吽一対。衣装に特徴があり、オレンジや赤の生地で花柄、モンペは雄がえんじ色、雌が紺色でチェック柄。戦後、集落で家の布団の生地などを持ち寄って縫い、復活させた。
中興まつりの鬼太鼓と流鏑馬
中興集落内の3つの地域からそれぞれ鬼太鼓が出て各家を門付け。それらが夕方に中興神社に集まり競演するところが見どころで、正式な舞が見られる。子どもは、鬼に頭をなでてもらうと一年、健康過ごせるとか。