住所
〒952-0303 新潟県佐渡市阿佛坊29地図情報をLINEに送る
バス
南線 「竹田橋」下車 徒歩15分南線:時刻表
車
両津港から車で約30駐車場あり乗用車:10台
後醍醐天皇の倒幕計画に参画したとして佐渡配流となり1332年に刑死した日野公こと日野資朝卿の命日に、墓がある妙宣寺で供養が行われたあと、本堂内の畳の間で能や狂言が奉納されます。
昭和42年から毎年行われているもので、能は真野能楽会、鷺流狂言は、佐渡鷺流狂言研究会により演じられます。
この地には、日野資朝の子の阿新丸(日野邦光)の逸話が残っています。
阿新丸は、配流された父を追って佐渡に渡り、父との面会を求めたものの叶えられず、すでに守護代・本間入道によって謀殺されたことを知ると、敵討を決意。
夜間の嵐に乗じて本間入道を襲おうとしますが果たせず、斬手を担当した本間三郎を刺し殺します。
その後、本間氏の追手に追われますが、山伏に助けられて、佐渡から脱出したとされています。

日蓮上人ゆかりのお寺で見る能は、神社とは違った雰囲気で楽しめます。この寺には、佐渡では珍しく明治ごろまで境内に能舞台があったそうです。


八幡まつりの鬼太鼓
豆まき型の鬼太鼓で、長刀を持つ青鬼、棒を持つ赤鬼、升とナスを持つ黒面の豆まき翁、白面の豆まき翁の構成。白面、黒面の翁が交互に舞い、鬼を退散する。八の字に足踏みする翁の舞は、麦踏みを模しているという。

椿まつりの鬼太鼓
椿の鬼は、赤面の雄、赤面の雌の阿吽一対。衣装に特徴があり、オレンジや赤の生地で花柄、モンペは雄がえんじ色、雌が紺色でチェック柄。戦後、集落で家の布団の生地などを持ち寄って縫い、復活させた。

赤泊乙まつりの鬼太鼓
鬼太鼓は「前浜型」で大人と子供の舞がある。昭和30年代に3種類の舞方がある筵場集落の鬼太鼓から「中式」の舞を習って取り入れた。他の集落よりテンポが速い。10人ほどの大獅子も2匹出る。